2025年5月29日放送 13:05 - 13:55 NHK総合

列島ニュース
松江局 55頭のオロチ!「石見神楽」を万博で披露へ

出演者
一柳亜矢子 伊藤雄彦 坂下恵理 
(気象情報)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

仙台局 昼のニュース
随意契約の備蓄米 亘理町の精米工場に

随意契約による政府の備蓄米が今日、大手生活用品メーカーの宮城県亘理町にある精米工場に到着した。アイリスオーヤマのグループ会社、アイリスアグリイノベーションはおととい随意契約で備蓄米1万トンを購入する契約を締結した。第1便となる備蓄米12トンのコメは令和4年産の国産米。品質に問題なしと確認されればきょう夕方以降に精米される見通し。消費者が備蓄米と分かるシールも貼られる。アイリスオーヤマ・田中伸生執行役員は「第2弾、第3弾と入荷次第早く店頭に並べていきたい。期待してもらえれば」と話す。オンライン販売向けには予約をきょうから開始する。

水戸局 昼のニュース
酒造りにてきした コメの確保 60%程度に

コメの価格高騰で主食用米が増産される中、茨城県の酒造組合では酒造りに適したコメが60%程度しか確保の見通しが立っていないことがわかった。組合では酒造りが続けられなくなるとして県に支援を要請した。創業220年以上、ふだん使いから贈答用まで手がけ毎年11月から酒造りを行っている潮来市にある酒蔵は、ことしは希望するだけのコメを仕入れられないと組合から連絡を受け、新たな調達先の開拓も検討しているがめどはたっていない。愛友酒造・兼平理香子社長は「作れないのは酒蔵にとって致命傷」と話す。

広島局 昼のニュース
ダンプカー運転手に禁錮3年実刑

去年11月、広島市安佐南区のループ橋でダンプカーと乗用車が正面衝突して橋の下に転落し、乗用車側の3人を死傷させたとして過失運転致傷の罪に問われたダンプカーの運転手に対し、広島地方裁判所は速度の超過が事故の一因で悪質性は高いと言わざるを得ないとして、禁固3年の実刑を言い渡した。

名古屋局 昼のニュース
祖母も殺害の疑いで孫を再逮捕

愛知県田原市の住宅で70代の夫婦が死亡しているのが見つかり、同居する高校生の孫が祖父を殺害した疑いで逮捕された事件で、警察は孫が祖母についても刃物で切り付けるなどして殺害したとして殺人の疑いで再逮捕した。警察は家庭での悩みが背景にあるとみて慎重に調べを進めている。

自転車の交通違反に「青切符」導入へ 警察が周知

自転車の交通違反に反則金を納付させる「青切符」による取り締まりが来年4月から始まることを受け、警察がJR岐阜駅で新たな制度を周知した。青切符による取り締まりは16歳以上が対象で、携帯電話を使うなどの「ながら運転」は1万2000円などが科される。岐阜中警察署交通1課・若松数和係長は「歩行者にけがを負わせないように基本的なルールをしっかり守ってもらいたい」などと注意を促した。

NHK NEWS WEB オススメ特集は
eスポーツはスポーツとなるか?

サッカーゲームを専門とするeスポーツのトップ選手、TAKAKI選手は精神面を鍛えようとトレーニングにも取り組んでいる。eスポーツは「心技体」がそろわないと勝てない世界との心情を持っている。日本eスポーツ連合は選手などに向けた研修会を開き問題となっているオンラインカジノの違法性や競技力向上を目的に禁止薬物を使用するドーピングなどについて啓発を行っている。一方、eスポーツは障害スポーツとしての広がりも見せている。千葉県のシニアクラブでもeスポーツを取り入れている。eスポーツを研究している慶応大学の加藤教授は高齢者や障害がある人などが楽しみながら脳や体の活性化できる可能性を秘めていると期待を寄せている。

沖縄局 昼のニュース
95歳の語り部 若者に沖縄戦語る

80年前の沖縄戦を体験し95歳の今も語り部を続ける女性が当時を振り返り「戦争は二度とあってはならず大事な命を守るにはどうすべきか考えてほしい」と若い世代に呼びかけた。女性は生徒の多くがひめゆり学徒隊として動員された県立第一高等女学校に通っていたが、自らは別の旧日本軍の部隊として行動を共にして看護や炊事を担っていた。体験を聞いた生徒は「今を変えるために自分たちがどう動かないといけないのかを考えた方がいい」などと語った。

福井局 昼のニュース
近年水揚げが減少していたサバが異例の豊漁

かつて若狭湾で獲れた海産物を京都まで運んだ鯖街道の起点として栄えた小浜市で近年、水揚げが減少していたサバが異例の豊漁となっている。漁師からは「(こんなにサバがとれることは)19年くらいやってるが初めて」との声もあった。先週、涼しい日が続き海水温が低かった影響で豊漁になったとみられる。福井県漁業協同組合連合会小浜支所の中村長嗣支所長は「小浜はサバが有名なので安定してとれるのが希望」と話す。

列島ニュースアップ 松江局
大阪・関西万博で大蛇に挑む

島根県西部の伝統芸能「石見神楽」は江戸時代に起源があると言われ、日本遺産に認定されている。古事記や日本書紀などを題材にした演目が中心で火を噴く大蛇など迫力満点の演出が特徴。その石見神楽は来月、大阪関西万博で世界に向け公演が行われる。大蛇を演じる22歳の男性は若手世代の代表として大舞台のメンバーに選ばれた。蛇胴は長さが15m以上あり自在に操るには高い技術が必要。神楽に真摯に向き合う男性の姿勢は社中のメンバーからの信頼も厚い。仕事の休憩中も神楽の動画を見て研究。高校卒業後、進学などで一度離れた神楽だったが「神楽なしでは生きていけない」と思ったという。1970年の大阪万博で大蛇を担当した名人の男性と2人3脚で美しい大蛇を目指す。今回の神楽のポイントは55頭の大蛇が息を合わせるところ。男性は「それぞれの社中で舞い方は違うけど、そこが練習で1つになるのが面白い」と語った。

松江局 昼のニュース
島根県 企業への助言アドバイザー派遣事業強化へ

島根県はアメリカ・トランプ政権の関税措置を受け、「中小企業への支援を強化する必要がある」としてアドバイザーを派遣する2つの事業の予算を増額する方針を固めた。トランプ政権の関税措置を巡って島根県が県内の企業50社に行った聞き取り調査で「影響が出ている」「今後影響が出る」と答えた割合は3割を超えた。県は「中小企業への支援を強化する必要がある」として要望に応じて経営コンサルタントや税理士などを企業に派遣する2つの事業の予算を増額する方針を固めた。この制度は主に自動車関連の製造業を対象に継続的に派遣する「ものづくりアドバイザー派遣事業」と幅広い業種を対象に短期で派遣する「事業継続力強化アドバイザー派遣事業」。県は2つの制度であわせて約4000万円を今年度の当初予算に盛り込んでいるが派遣する回数を増やすため「人件費」などとして約1000万円増額する方針。来月の定例議会で提案する今年度の補正予算案に計上する。

特産アムスメロン 初出荷

アムスメロンの初出荷が行われた。アムスメロンは芳じゅんな香りが特徴で益田市では51の生産者が約10.3ヘクタールで栽培している。JAしまねによると、ことしは2月中旬~3月上旬にかけ気温が低い日が多く、生育の遅れが心配されたが病害虫の被害もほとんどなくよい仕上がりになったという。益田市のアムスメロンの出荷は7月の初めまで続き、JAしまねは販売目標を2億4600万円としている。

キーワード
アムスメロン島根県農業協同組合益田市(島根)
鳥取局 昼のニュース
カンボジア人がらっきょうの選別作業

鳥取県はらっきょうやなしなど主要品目の農繁期が5~10月ごとにかけて集中していて、アルバイトを募集しても県内農家で競合するなどして人手確保が困難となっている。このため、鳥取県とJAは特定技能の在留資格をもつ外国人材を派遣してもらう取り組みをはじめることになり、きょうからカンボジア出社の女性2人がらっきょうの選別作業を行った。2人はことし9月まで県内のらっきょうの加工場やなし農園で働くことにしている。鳥取県とJAは今年度、すいか・トマト農家を含め10人弱の外国人材を受け入れるという。

キーワード
すいかなしらっきょうトマト福部町(鳥取)農業協同組合鳥取県
大分局 昼のニュース
出水期前に 土のう作りの講習会

大分大学では毎年出水期を前に被災地で災害復旧にあたる学生ボランティアを育成するための講習会を開いている。きのうの講習会では長年全国の被災地で復旧活動や被災者支援を続け「スーパーボランティア」として知られる尾畠春夫から大学生が土のう作りなどを学んだ。尾畠は「日本でどこで大きな災害が起こるか分からない。ここで勉強したことが全部役に立つので役に立ててもらいたい」と話した。

河川氾濫の危険度を色分けして表示

大雨の際の迅速な避難につなげようと、河川の氾濫の危険度を色分けして表示する取り組みが県内の河川で進められている。県がライブカメラを設置している日田市などの河川の橋脚17か所で作業が終わった。県では再来年3月までにライブカメラを設置している残り62か所についても色分け表示の作業を進める。県河川課は「身近な川の水位がよりわかりやすくなるので大雨の際の早めの避難に役立ててほしい」と話している。

福岡局 昼のニュース
早朝の大地震を想定 緊急書道訓練

県庁で緊急初動班に指名されている職員などが早朝に起きた大地震などに対応することを想定した訓練が行われ、情報収集をはじめ災害時の初動の対応を確認した。北九州地方を震源としたM7.0、震度6弱の地震が発生した想定で訓練を実施。福岡県では震度5強以上の地震発生や風水害による災害対策本部の設置などで対応にあたるため県庁の近くに住む職員を「緊急初動班」に指名。職員が被害の状況や関係機関からの情報を収集して共有、自治体などからの問い合わせに答えた。

カスミソウなど見ごろに

県営の筑後広域公園ではカスミソウなど色とりどりの花が見ごろを迎えている。公園の花の見ごろは7月上旬まで続く。

中継 ご当地
滋賀 高島 800年超の歴史 びわ湖畔のアユ漁

旬を迎えたびわ湖畔のアユについて。お笑い芸人・アルミカンのさおりんが高島市へ。安曇川から中継。春から夏にかけてびわ湖で育ったアユが安曇川に遡上。安曇川では伝統の漁法「簗漁」が行われている。簀を使ってアユをとる。簗漁はびわ湖周辺だけで行われ、800年以上の歴史がある。

季節の映像
水と共に~庄内 田植えの季節~

田植えの季節を迎えた庄内地方の水田の風景。5月、田んぼに一斉に水が張られ田植えが本格化する。庄内地方は米どころ。県内収穫量の4割を占める。

(気象情報)
気象情報

宮崎、大阪の中継映像、全国の気象情報を伝えた。

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