梅雨や台風シーズンに備えて効率的に対策を進めようと横浜市はことしからデジタル技術を駆使して河川の一斉点検を行っている。横浜市は梅雨や台風シーズンを前に市が管理する38の河川の一斉点検を毎年行っているがことしからはデジタル技術を駆使した点検システムを導入した。きょうは市の西部を流れる川で市の職員が3人ずつ2つのチームに分かれて川沿いを歩いて点検作業を行った。職員は手に持ったタブレットで過去の点検状況を見ながら川底に土砂が堆積していないか、護岸にひび割れがないかなどを確認して回り新たなひび割れを見つけると写真を撮影して、その場で情報を登録していた。タブレットには位置情報とともに過去の調査結果が記録されていて今回の結果もその場ですぐ登録されることからこれまでより効率的に調査が進められるという。