- 出演者
- 黒田菜月 押尾駿吾 片山美紀 宮崎あずさ
オープニング映像と挨拶。
きょう東京都心では気温が29度まで上がった。そして都内ではことし初めて30度以上の真夏日になった所もあった。お台場では体を焼いている男性もいた。沖縄から旅行に来たという人は「沖縄より風がないので暑く感じる」と話していた。都内では練馬区で31度ちょうどなどとことし初の真夏日になったほか東京の都心でも29度ちょうどまで上がった。きょう全国で気温が最も高かったのは群馬県桐生市の34.1度。関東甲信ではこのほか前橋市で32.7度、埼玉県熊谷市で32.5度など各地で夏の暑さになった。各地で気温が上がる中、上野の松坂屋百貨店の4階にある喫茶店では都内の最高気温が25度を超えると予想される日にクリームソーダのアイスが無料で増量。また地下1階にある食品フロアでも肉や弁当などの食品を割り引きしていてこのうち本マグロの刺身はふだんより300円安く、カットフルーツは1割引きで販売している。こうしたサービス、物価が高騰する中、せめて暑い日にはおいしいものを食べて元気になってもらいたいと今月28日まで行っている。
これまでこのシリーズではお墓について多くの投稿を頂いた。その中でお墓を片づける墓じまいを考えたものの家族と意見が合わないなど大きな悩みを抱えているという声があった。声を寄せてくれた稲田孝史は横浜市で木工製品の職人として働いている。稲田の先祖代々の墓があるのは父親のふるさとでもある愛媛県。奈良県に住む父親は就職を機にふるさとを離れたあとも墓の管理を担ってきた。ところが5年ほど前、父親の体調が悪化し、稲田は父親に代わって愛媛県まで通うようになった。しかし遠方に墓参りに出向く負担は大きく稲田は父親に墓じまいをしようと相談した。すると父親から自分が住む奈良に墓を移して世話をしたいと言われ戸惑った。1年にわたる話合いの末に家族の気持ちはまとまり、墓じまいをして永代供養することにした。永代供養は費用を支払うと寺院や霊園が一定期間、管理や供養を担ってくれるもの。しかし、いざ実行に移そうとすると先祖の多くが土葬されていることが判明。寺の住職から遺骨を掘り出すのは簡単ではないと言われた。
父親の両親、つまり稲田の祖父母のお墓は今それぞれ別の場所にあり父親はずっとなんとか2人を一緒のお墓に入れたいてあげたいという気持ちが強かったそうなのだ。稲田も父親も先祖を大事にしたいという気持ちはむげにしたくない思いがあった。そこでお墓がある愛媛県の寺の住職も交えるなどして何度も話し合って最終的には永代供養の納骨堂に納めることで話がまとまった。今は寺に頼んで見積もりを取っているところだという。お墓や弔いの方法に詳しい日本葬送文化学会の長江曜子会長に墓じまいを行ううえで大事なことを聞くと「家族や寺・墓の管理者などが新しい弔いの仕方を探っていくべきだ」と話していた。
首都圏情報 ネタドリ!の番組宣伝。
東京・江戸川区の視聴者から投稿された写真を紹介。
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- 江戸川区(東京)
関東の気象情報が伝えられた。
NHK千葉放送局の熊谷彩花キャスターが房総半島の南端にある南房総市を紹介。早朝、まず向かったのは外房の海に面した千倉漁港。まさに今、旬のアジを使った郷土料理が食べられると聞いて地元の店を訪ねた。飲食店を営む栗原和之に作ってもらったのは房総半島発祥の「なめろう」。アジにショウガやみそを加え粘りがしっかり出るまでたたいたら完成。南房総では一般家庭でもさまざまなアレンジ料理がある。一体どんな料理なのか地元の料理自慢の方がふるまってくれた。早川さん親子の家では山仕事のときに食べたという、山家焼きやそぼろ状に炒めるだけでごはんのふりかけになる、いり山家などを作っており、ご家族と一緒に頂いた。食事も終えた昼下がり、浜辺では、おもしろい遊びができると聞いてやって来た。市内の野外活動の体験施設でガイドを務める神保清司に教わるその遊びとは「ビーチコーミング」。海岸に流れ着いた貝殻や流木、ガラス片などを拾い集め、ほかの地域ではなかなか見つからない貴重な品も見せてもらった。この近くの海の底に縄文時代の地層がありそこから出たものが流れ着くと言われているイルカの化石だ。熊谷キャスターが見つけたのはタカラガイの一種。その後も海辺を歩くこと40分。ビーチコーミングのおもしろさは拾い集めるだけではなく、拾ったもので工作をすることでまた新たな楽しみが生まれる。今回、作ったのは拾ったものを麻ひもにくくりつけたウインドチャイム。南房総の思い出をすてきな形に残すことができた。夕方訪れたのは船着き場として使われていた原岡桟橋。この桟橋は、地元の人にとっては思い入れのある場所。中でも、こちらの目黒は60年以上も桟橋と富士山を写真に撮り続けている。実はこの日、海越しのダイヤモンド富士がみられるかもしれない特別な日だった。5月初旬の数日間だけ見られる全国でも珍しい景色だったが、残念ながら、この日は見ることができなかった。運がよければ美しい富士山の景色を見ることができるという。
去年、新潟県では猛暑の影響で米の評価が下がるなどして生産者に影響が出たためことしも気温が上がった場合は肥料をまく回数を増やすなど対策を取ることにしている。新潟県内の米どころの1つ、南魚沼市では今月中旬ごろから田植えが始まっていてきょうも市内の田んぼでは主力のコシヒカリの苗が植えられていた。市内で合わせて15ヘクタールの田んぼを管理する農事組合法人によると去年は猛暑の影響で米が白く濁るなど見た目の評価が下がり法人の収入は前の年と比べ2割余り減ったという。去年のような暑さになった場合、この農事組合法人は稲穂の生育に効果がある肥料をまく回数を増やして白く濁る現象を避けることにしている。
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- 南魚沼(新潟)
梅雨や台風シーズンに備えて効率的に対策を進めようと横浜市はことしからデジタル技術を駆使して河川の一斉点検を行っている。横浜市は梅雨や台風シーズンを前に市が管理する38の河川の一斉点検を毎年行っているがことしからはデジタル技術を駆使した点検システムを導入した。きょうは市の西部を流れる川で市の職員が3人ずつ2つのチームに分かれて川沿いを歩いて点検作業を行った。職員は手に持ったタブレットで過去の点検状況を見ながら川底に土砂が堆積していないか、護岸にひび割れがないかなどを確認して回り新たなひび割れを見つけると写真を撮影して、その場で情報を登録していた。タブレットには位置情報とともに過去の調査結果が記録されていて今回の結果もその場ですぐ登録されることからこれまでより効率的に調査が進められるという。
警視庁が公開している地図によると江戸川区、練馬区、調布市などに特殊詐欺の電話がかかってきている。先月、茨城県ひたちなか市に住む30代の男性の携帯電話に警察官を名乗る男からあなたの口座がマネーロンダリングに関わっていると電話があった。そして男は今後はLINEで連絡するとしてアカウントを登録するよう求めた。男性が応じたところ別の警察官だという男からLINEのビデオ通話で連絡があり、その後、逮捕状だとする画像が送られてきた。そして男は、不正がないか確認のためお金を振り込んでほしいと要求してきたということで話を信じた男性は指示された口座に5回にわたって現金を振り込み合わせて800万円余りをだまし取られてしまった。詐欺グループが警察官を名乗る手口では信ぴょう性を高めるため偽物の逮捕状を見せてくることがある。しかし警察官がLINEなどのSNSで逮捕状の画像を送ってくることは絶対にない。また警察官が不正の確認のためという理由でお金の振り込みを求めることも絶対にない。SNSで警察に関係するような画像などを見せられただけで話を信じず、お金を要求する話が出たらまずは家族や周囲の人に相談。
自転車に乗る人のヘルメットの着用率の向上が課題となる中、警視庁は江戸川区の関東第一高校で交通安全教室を開いた。教室には自転車パフォーマーの有薗啓剛も参加。有薗はヘルメットを正しく着用することなどルールを守って安全に楽しく自転車に乗るよう呼びかけていた。去年4月から自転車に乗るすべての人を対象にヘルメットの着用が努力義務になったが警視庁によると都内の着用率はことし1月の時点で9.1%と全国平均を下回っている。
リニア中央新幹線の工事のうち東京と神奈川、愛知で大深度地下と呼ばれる地下深くで進められるトンネルの掘削工事についてJR東海は調査の掘削で周辺に影響が出なかったとして今月27日から川崎市の梶ヶ谷工区で本格的な掘削を開始すると発表した。リニア中央新幹線の工事でこうした工事が本格的に実施されるのはこれが初めて。JR東海によると今回は宮前区梶ヶ谷から麻生区東百合丘までの区間で工事が行われシールドマシンと呼ばれる掘削機で順調に進めば1か月におよそ350メートル掘り進める。
(中継)横浜・中区。週末、ハマフェスY165というイベントが行われる。中継を行っている場所はスケートボードが本来禁止されている場所だが、特設会場が設置されており試合が行われる。プロスケーターの石塚拓也がデモンストレーションを披露した。宝田博士実行委員長は「ハイハイができるようになったぐらいの赤ちゃんから大人まで楽しめるイベントなのでぜひ横浜に来て横浜の魅力を発見してもらいたい」と話していた。
今日伝えたニュースラインナップが紹介された。
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