2024年5月21日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
芳賀健太郎 寺門亜衣子 黒田菜月 江原啓一郎 片山美紀 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
今から”うっかり日焼け”対策を

気象庁はきょうこの夏は全国的に気温が平年より高くなるという見込みを発表した。暑くなると気になるのが紫外線だが、夏と同じくらい紫外線が強いのが実は今の時期。専門の医師は日常のうっかり日焼けへの対策を呼びかけている。東京・渋谷区の生活雑貨店では暑い日が多くなってきたことを受けて最新の対策グッズがずらーっと並んでいる。日傘はこのところ売れ行きがよく予定を前倒しにして品ぞろえを増やした。晴れでも雨でも使用できる傘も売れている。こうした中、気象庁はきょう6月から8月の天候の見通しを発表した。暖かく湿った空気が流れ込みやすく気温が平年より高くなる見込み。また南米ペルー沖の赤道付近で海面水温が平年より低くなるラニーニャ現象が発生した場合、特に8月は非常に暑くなるおそれがあるとしている。暑くなる前に紫外線対策について伺おうと向かったのは東京:銀座のよしき銀座クリニック。吉木伸子院長は今の時期から紫外線対策が必要だと説明した。室内でも日焼け止めなどを使うのが望ましいが500円玉代ぐらいの量で塗ってほしいと話していた。一方で紫外線は健康や子どもの成長のために必要な面もあるということで適切な対策を呼びかけている。

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インフルエンサー ”広報アンバサダー”などに任命

埼玉県の観光や農産物などの魅力をSNSを通じて広めようと県は発信力のあるインフルエンサーを広報アンバサダーなどに任命した。今年度は本庄市出身の吉田櫻子さんなど20組21人のインフルエンサーに大野知事から任命書が手渡された。埼玉県はインフルエンサーを広報アンバサダーなどに任命して県内の観光や農産物などを紹介してもらっている。埼玉県産の材料で用意した豚しゃぶサラダや深谷ねぎのドレッシングなどを味わいながら知事と意見交換をした。中には屋外でドレッシングの瓶を撮影している人もいた。県によると今回任命された人たちのフォロワーの数は合計およそ80万に上るということで若者などに埼玉県の魅力を広めたいとしている。

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#わたしのいちオシ
#わたしのいちオシ

さいたま市のたんめんさんから送られたピーマンの断面がニコちゃんマークの写真を紹介。

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ピーマン
(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

(ニュース)
建設業の魅力 若者に伝えたい

建設業界は深刻な人手不足が課題となっている。そんな中、神奈川県横須賀市では中小の建設会社の団体が地元の高校で1年間、実践的な授業を行う全国でも珍しい取り組みを進めている。神奈川県立横須賀工業高校の生徒たちが地元の大規模な病院の建設現場を見学していた。巨大な建造物を多くの職人の手で作り上げるだいご味を知ってもらうこの見学会は、地元の建設会社で作る団体が高校で行う授業の一環として企画した。先生役を務めるのは横須賀建設業協会に加入する会社の経営者たちだ。建設科の2年生、30人余りを対象に年間の実習の半分以上にあたる120コマを受け持つ形で去年から始めた。生徒たちは必ずしも建設業界を目指すと決めているわけではないため、授業では仕事の意義や働きやすさについて熱意を込めてアピールする。この取り組みの背景には業界としての将来への危機感がある。授業を中心的に進める建設業協会の理事・下里晃雄によると、会社によって程度に差はあるが建設業界は社員の高齢化が進み、若い人材がなかなか入ってこない現状があるという。若い人が建設業を目指すきっかけを作りたいと協会の仲間と一緒に考えた授業のカリキュラムは体験を重視した内容にした。この日、本格的な実習の授業が行われた。学校の花壇を整備し直すため実際の工事現場さながらに地面のアスファルトなどを壊していく。協会のメンバーは電動工具を使う生徒たちをつきっきりでサポート。測量の作業にも挑戦してもらった。うまくできなくても実際に建設業のプロから作業を教われることに生徒たちも楽しさを感じていた。生徒たちの表情を見て下里も手応えを感じていた。横須賀建設業協会の授業を去年受けた今の3年生からは貴重な体験ができたなどという声が相次いでおり、ほとんどの生徒が将来、建設業界で働くことを志望しているということで熱意が生徒たちにしっかりと伝わっているようだ。

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ナンジャモンジャの木の謎

4月下旬ごろに花を咲かせるヒトツバタゴという木は雪が積もったような純白な花が緑の葉を覆い尽くす。実はこの木「ナンジャモンジャ」とも呼ばれ、本州では木曽川流域のごく一部にのみ自生し絶滅危惧2類に指定されている。しかし、関東各地では街路樹や自宅の庭木としてたくさんの人に親しまれている。この木のルーツをたどると江戸時代、今の明治神宮外苑に持ち込まれた1本のナンジャモンジャから広がったことが分かった。明治神宮外苑は再開発の計画が進んでいて、初代ナンジャモンジャはこの地に植えられた。今はその3代目がここに群生している。地域の住民も長年、この時期、白い花の下を散歩することを楽しみにしている。その立派な姿から永井荷風も東京散策のシンボルとして随筆に書き記した。台東区の公園に植えられたナンジャモンジャ。この木を寄贈したのは荒沢悦子さんの父親で、今からちょうど100年前、縁あって神宮外苑から60センチほどの苗木を譲り受け自宅の庭で大切に育てた。戦災を免れ40年以上かけて育て上げたナンジャモンジャを家の増築を機に公園へ移植を決めた。公園への移植後、驚くことが起きる。全国から見学者が訪れ荒沢の自宅にも感謝の手紙がたくさん届いたという。さらに取材を進めると明治神宮外苑が1975年から「なんじゃもんじゃを育てる会」を毎年開催してきたことが分かった。積極的にナンジャモンジャの苗木や種を配り愛好者を増やしてきた。この名木を通して全国の方々との温かい心のつながりを次の世代へ引き継いでいる。神宮外苑から苗木をもらい今も育てている埼玉県幸手市の町田夫妻の庭には苗から育った40本以上の木であふれ、満開を迎えるこの時期は毎年、一般に公開している。見学者も年々増え、今年は1500人ほどが訪れた。ナンジャモンジャは芽が出るまでになんと2年、花が咲くまで10年もかかる。この花の見頃は1週間ほどと短いので都内ではすでに散ってしまっている。

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ニホンオオカミのはく製 きょうから一般公開

都内の中学生・小森日菜子さんが博物館の収蔵庫で保管されてきたある動物の剥製を発見した。その動物はおよそ100年前に絶滅したとされるニホンオオカミで、国立科学博物館などは今日から急きょ一般公開を始めた。このはく製は茨城県つくば市にある国立科学博物館の収蔵庫で長年、ヤマイヌの一種として保管されてきた。都内の中学生である小森日菜子さんがニホンオオカミと似ていることに気付いたのは4年前の小学4年生のとき。専門家と調査を進めたところ、100年以上前に現在の上野動物園で飼育されていたニホンオオカミの可能性が高いと今年2月、論文で発表。大きな関心が集まり今回の公開となった。このニホンオオカミの剥製は国内に現存するものとしては4点目にあたり、東京・上野の国立科学博物館で開催されている特別展、大哺乳類展3で来月16日まで一般に公開される予定だ。

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おでかけしゅと犬くん
中継

東京・渋谷のNHK放送センターから中継。天気を伝えた。視聴者から届いた「しゅと犬くん電車ぬり絵」を紹介。あさって23日木曜日の「ひるまえほっと」では東武東上線小川町駅周辺を伝えるほか、27日、31日も東武東上線沿線について特集する。

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NHK放送センターしゅと犬ラッカ星人小川町駅東武東上線渋谷(東京)
(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

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梅雨前線
(エンディング)
エンディングトーク

きょうは紫外線対策について伝えたが、江原啓一郎アナウンサーは日焼け止めクリームを塗りすぎて顔が真っ白になったと話した。熱中症には日傘も暑さ対策になると話した。

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熱中症紫外線
今日の内容

きょうはご覧のような内容をお伝えしています。

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