2024年5月17日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
船木正人 黒田菜月 安藤佳祐 押尾駿吾 宮崎あずさ 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と挨拶。

(ニュース)
都知事選2024 安芸高田市 石丸市長 東京都知事選に立候補表明

7月に行われる東京都知事選挙に広島県安芸高田市の石丸伸二市長が立候補する意向を表明した。石丸は安芸高田市出身の41歳で、三菱UFJ銀行に勤めたあと前回令和2年の安芸高田市長選挙で初当選し現在1期目。市長就任後、道の駅の出店計画や議会広報紙の予算などを巡って市議会の最大会派などと対立し記者会見や自身のSNSでこうした対立について積極的に発言して注目を集め今月10日、次の市長選挙には立候補しない意向を示していた。この東京都知事選挙にはこのほかに合わせて18人が立候補の意向を表明している。

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安芸高田市石丸伸二
都議補選 目黒区選挙区 5人が立候補

議員の失職に伴う東京都議会議員目黒区選挙区の補欠選挙がきょう告示され元議員や新人合わせて5人が立候補した。立候補したのは届け出順に無所属の新人で、元目黒区議会議員の青木英太氏、共産党の新人で、党目黒地区委員長の宮本栄氏、立憲民主党の元都議会議員、西崎翔氏、自民党の新人で、元衆議院議員の井澤京子氏、無所属の新人で、鍼灸師の須藤健太郎氏の合わせて5人。今回の補欠選挙は前の都議会議員2人が先月行われた目黒区長選挙に立候補して失職し欠員になったことに伴って行われ2議席を巡って争われる。選挙戦では子育て支援策をはじめ高齢者や障害者福祉などの政策を巡り論戦が繰り広げられる見通しで、投票は今月26日に行われ即日開票される。

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井澤京子宮本栄日本共産党立憲民主党西崎翔青木英太須藤健太郎
首都圏のリアル
健康診断が受けられない…不登校児に健康リスク

北九州市に住む大学院生の三枝まりは小学校3年生から中学校3年生まで不登校で、その間、一度も健康診断を受けることはなかった。成人してから腰の痛みを感じて整形外科を受診したところ背骨が曲がってしまう側弯症と診断された。成長期に見つけられていればコルセットで治療できる病気だった。さらに去年は腸の病気になり吐き気が止まらず体重が10キロ以上落ちた。側湾症により腸が圧迫されたことが原因の1つだと見られている。自身の経験から三枝は大学院で不登校と子どもの健康について研究している。不登校を経験した子どもへの調査では健康診断を毎回受けられていたのは1割程度、受けなかったときがあるやほぼ受けなかったと回答したのは6割に上った。不登校の子どもたちにも健康診断を受けさせたいと横浜市では先月、署名活動が行われた。活動を行ったのは不登校の子どもに居場所を提供しているNPO。ここに通う子どもの半数以上が健康診断を受けられていない。学校に行けない子どもたちが健康診断を受けるには大きな壁がある。健康診断の項目は内科、眼科、耳鼻科、歯科と多岐にわたる。学校で受けられない場合はそれぞれ別の医療機関を回らなければならないうえに医療保険も使えないため費用も高額になる。NPOは負担なく健康診断を受けられるよう支援を求めている。不登校の子どもたちの健康を守っていこうと対策に乗り出した自治体がある。大阪府吹田市では地元の医師会などと協議を重ね3年前から小中学生が学校外で健康診断を受ける際の費用を全額補助する制度を設けた。内科、眼科、耳鼻科、歯科のうち歯科以外の科目は内科でまとめて受診できるため回るのは内科と歯科の2か所だけで済む。同じ学校の友達と会うことが怖いと感じる場合は自分の学校の学校医だけでなく離れた学区の学校医を受診することもできる。予算は年間50万円余りで、昨年度はこれまで受診していなかった人のおよそ2割にあたる157人が健康診断を受けた。市内のフリースクールに通う中学2年生の岩崎一翔は制度を利用して学校外の医療機関で健康診断を受けた。

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側弯症北九州(福岡)吹田(大阪)大阪府立大学大学院子どもと共に歩むフリースペースたんぽぽ鶴見区(神奈川)
不登校児に健康診断を

不登校の子どもについては特に健康診断が必要だと指摘する専門家もいる。小児科医の平岩幹男医師は不登校の子どもはそもそも不登校に精神的なストレスを抱えているうえ運動不足にもなりやすいなど健康リスクが高い、学校からの健康介入もない、かかりつけ医で健康診断を受けるシステムにすれば健康状態の把握が可能になると指摘している。VTRで紹介した署名活動を行っていた横浜市については学校内での健診が前提で吹田市と同様の対応は難しいとしてきた。しかし今後はほかの自治体の実施例などを調査、研究していくとしている。横浜市以外にも川崎市や相模原市など複数の自治体を取材しただが、いずれも吹田市のような対応はしておらずこのような対応が全国に広がっていくことが必要だと感じる。一方、不登校の子どもの中には家から出ることすら難しい子どもたちもいる。こうした子どもたちに無理を強いることなく、どう健康を守っていくかというのも大きな課題だ。

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平岩幹男横浜市
(ニュース)
東京江東区 ”空飛ぶクルマ”都内で初めて飛行

次世代の乗り物として注目される空飛ぶクルマを使い、最先端技術で未来の東京を体感してもらおうと東京都が先月から都内各地で開いている催しの一環として江東区に登場した。都内で空飛ぶクルマが飛行したのは初めて。地上10メートルほどの高さまで浮上して旋回すると訪れた人たちは写真を撮るなどして楽しんでいた。この空飛ぶクルマは米国の企業が開発したもので、幅4.5メートル、高さ2.6メートルの1人乗りで最高時速はおよそ100キロ、15分ほど飛行できるという。空飛ぶクルマは今月23日までに同じ会場で合わせて7回飛行する予定で無料で観覧できるという。

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江東区(東京)
#わたしのいちオシ
#わたしのいちオシ

東京都新宿区の視聴者から送られた枝を彫刻刀で彫って作った愛犬の写真を紹介。

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新宿区(東京)
(気象情報)
気象情報

関東の気象情報が伝えられた。

(東武東上線ウィーク)
開業110年 自然豊かな小川町 鉄道でまちを元気に 東武東上線ウィーク

埼玉・小川町から中継。小川町は山々に囲まれており自然豊かな地域。一方で早い電車だと池袋からおよそ60分と都内へのアクセスも良い。昼ごろにはハイキングで来ているのかなというお客さんも結構いた。3年前にできた「観光案内所むすびめ」では新鮮な卵ドレッシングなど地元の特産品がたくさん置いてある。責任者の八田さと子は「小川町の特産品に触れていただいて、味わっていただいて魅力を感じていただきたいと考えて取りそろえている」とコメントした。特産品である小川町の和紙の歴史は1300年ともいわれている。また小川町の日本酒は「ミネラル豊富な天然水特有のうまみとキレがある」とという。また小川町は有機野菜の栽培も盛ん。地元の農家の方にご家族でお越しいただいた。また子どもたちが小川町の野菜について調べたポスターを紹介。この地域ではおがわ学という授業の一環で地元のことを調べてこういったポスターを制作した。このように住民が町のよさを学んでPRする、こうした活動があって有機農業の体験ツアーなどでは繰り返し町にやって来て楽しんでくれる人が増えている。小川町に移住したいという方も多くいるということで観光案内所の隣に移住サポートセンターが併設されている。実はこの小川町は埼玉県の中で移住相談が特に多い自治体なんだそう。その理由には東武東上線が大きく関わっている。

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小川町観光案内所・移住サポートセンター むすびめ小川町(埼玉)東武東上線
開業110年 移住で人気の小川町 鉄道が支える暮らし 東武東上線ウィーク

町の中心部を東上線が駆け抜ける小川町は都内へ行く電車の始発駅で池袋まで最短60分余り。アクセスのよさが移住者を引き付けている。都内のIT企業に勤める男性もその魅力に引かれ1年ほど前に移住した。町では帰りの電車でも確実に座れるよう支援している。全席指定の有料列車、TJライナーについて移住者には料金を月に20日分、3年間補助する。さらに町は駅から歩いて5分ほどの場所に移住者を支援する施設を3年前に作った。およそ100年前に建てられた石造りの蔵を改修したコワーキングスペース。利用者はテレワークをしたり互いに交流を深めたりしている。この施設の常連、岩崎勇樹は築50年の中古住宅を700万円で購入し去年、さいたま市から引っ越してきた。1歳から中学生までの子ども7人の9人家族。7DKの家で子どもを伸び伸びと育てたいと考えてここを選んだ。以前は介護施設でマネージャーをしていたが、現在は独立して企業の人事や経理などの業務を請け負い自宅で仕事をしている。そのかたわら、週に2回は都内の福祉施設に出向いてリハビリの仕事も行っている。東上線によって小川町での暮らしと都内での仕事を両立させている。逆に休日になると小川町に帰ってくる人もいる。東京歌舞伎町でスナックを営んでいて早朝まで働いたあとは友人の家に泊まっている女性にとって、休みになると恋しくなるのは小川町の自然と人のぬくもり。ありすが住むのはシェアハウス。以前、小川町に移住してスナックを開いたがその後、都内に移転。それでも、生活の拠点は小川町に置いている。このシェアハウス、住む人も運営する人も移住者で場所はカレー店の2階。中には5部屋あり家賃は光熱費など込みで2万5000円。1階の店では移住者などが集まって定期的に交流イベントが開かれている。この日、ありすはスナックの常連客を誘った。地元の人たちも参加して町の外から来た人たちとの交流の輪が広がっている。

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TJライナー小川町役場小川町(埼玉)
開業110年 自然豊かな小川町 鉄道でまちを元気に 東武東上線ウィーク/皆さんの東上線の思い出は…

小川町は本来鉄道自体通る予定はなかったという。それでも住民が町の産業発展のためにと10年以上、誘致活動を行って鉄道が開通した。その鉄道が今も町を支える大切な存在になっていることに鉄道の可能性を感じた。移住相談員としても活動されている八田さと子は「小川町には歴史文化がある。そしてそこに移住をしてこられた方たちが歴史文化も大切にしてそれぞれのスピードをそれからエネルギーを発揮していただいて一緒にいい町にしていけたらいいなと思っている」とコメントした。今週5日間放送した「東武東上線沿線」について後藤記者は「ことしでできて110年ということで、それまで通勤通学だったり産業、観光のインフラとして大いに役割を果たして地域とともに鉄道も成長してきた。これからも東上線、地域がともに発展していっておもしろい沿線になっていけるといい」とコメントした。視聴者から送られた東武東上線の思い出についての投稿を紹介。

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小川町(埼玉)東武東上線
STOP詐欺被害!私たちはだまされない
”投資授業をやっています”に注意

警視庁が公開しているこちらの地図によると台東区、練馬区、東久留米市などに特殊詐欺の電話がかかってきている。栃木県下野市に住む60代の男性のLINEに個人投資家を名乗るアカウントから投資授業をやっているとメッセージが送られてきた。男性がアカウント名をインターネットで検索すると動画投稿サイトYouTubeで同じ名前で投資について解説する動画が見つかり男性は出演している人物がメッセージを送ってきたと思い込んでしまった。その後、男性は動画の出演者のアシスタントだと名乗る人物と連絡を取り、求めに応じて投資を行うとするサイトに登録し600万円を送金した。サイトでは当初、利益が出ているような表示があったが2週間後に突然アクセスできなくなり、お金をだまし取られたという。最近、SNSでの勧誘がきっかけとなる投資名目の詐欺などの被害が急増している。警察によると今回の投資授業といった誘いもだまし文句の1つと見られる。また詐欺グループはもうかったとあなたを安心させたうえで現金をだまし取ろうとする。大切な財産を守るためにも投資名目の誘いに乗る前にまずは家族や警察に相談するように。

(ニュース)
千葉県内のバス 半年で約1,900便減便 千葉県が緊急調査

各地で路線バスの減便が相次ぐ中、千葉県は県内のバス事業者に対する緊急調査の結果を公表し先月までの半年間におよそ1900便が減便されたと明らかにした。千葉県内で路線バスを運行する35の事業者を対象に行われた緊急調査によると、去年10月に県内で運行されていた路線バスは、およそ3万1900便だったのに対し半年後の先月16日現在ではおよそ3万便となった。減便の理由としてはドライバーへの時間外労働の上限規制が適用されたいわゆる2024年問題による運転手の不足がほとんどを占めたほかテレワークの浸透や少子化などによって需要が減少したことなども挙げられたという。事業者側は賃上げなどの待遇の改善や採用活動の強化に乗り出しているが採用する人数よりも退職者のほうが多いとするところも出ていて千葉県は調査結果をもとに支援策などを検討することにしている。

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千葉市(千葉)
東京 北区「旧岩淵水門」国の重要文化財に 関東大震災にも耐え

東京・北区の荒川と隅田川の分岐点に大正時代に作られた旧岩渕水門が新たに国の重要文化財に指定されることになった。幅およそ62メートル、鉄筋コンクリートを使った旧岩渕水門は昭和57年に新たな水門が建設され役割を終えたが、地元の人などからの惜しむ声を受けて保存されてきた。きょうは地元の住民などが水門の前に集まり、指定を祝った。国の重要文化財への指定は関東大震災も耐えた頑強な作りや当時行われた近代有数の治水工事の要の施設として歴史的価値の高さなどが評価されたという。ニュースの冒頭で映像が乱れたことをお詫びした。

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北区(東京)旧岩淵水門
「弥栄村開拓団」最後の法要

1930年代から群馬県や長野県、東北地方などから国策で農業移民として旧満州、今の中国東北部に送り込まれた満蒙開拓団、弥栄村開拓団の遺族らが東京台東区の本龍寺で法要を行った。遺族などおよそ20人が参列しお経が唱えられる中、焼香するなどして犠牲になった人たちを悼んだ。法要を主催した弥栄会はこのあと開いた総会で戦後79年となり会員の遺族の高齢化も進んでいるため解散を決め関係者が集まる法要もことしで最後になるという。

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本龍寺
おでかけしゅと犬くん
パンのイベント 特産みかんのパンも!/東武東上線沿線の魅力を紹介

埼玉・寄居町の駅前拠点施設「Yotteco」から中継。地域の物産のものがあったりとか、あとは2階には休憩スペースがあり学生が勉強している姿などもあった。今月26日にはよりいの小さなパンマルシェというイベントが開催される。今回は寄居町の特産品であるみかんを使ったパンも販売される。みかんの皮とみかんフレーバーの紅茶を生地に練り込んだ菓子パンで、今回のイベントのために開発された。イベントには県内各地のパン屋が出店する予定となっている。

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よりいの小さなパンマルシェ寄居町(埼玉)
(気象情報)
気象情報

全国の気象情報が伝えられた。

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秋葉原(東京)
(エンディング)
エンディング

視聴者から送られた東武東上線の思い出についての投稿を紹介。

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