気象庁はきょうこの夏は全国的に気温が平年より高くなるという見込みを発表した。暑くなると気になるのが紫外線だが、夏と同じくらい紫外線が強いのが実は今の時期。専門の医師は日常のうっかり日焼けへの対策を呼びかけている。東京・渋谷区の生活雑貨店では暑い日が多くなってきたことを受けて最新の対策グッズがずらーっと並んでいる。日傘はこのところ売れ行きがよく予定を前倒しにして品ぞろえを増やした。晴れでも雨でも使用できる傘も売れている。こうした中、気象庁はきょう6月から8月の天候の見通しを発表した。暖かく湿った空気が流れ込みやすく気温が平年より高くなる見込み。また南米ペルー沖の赤道付近で海面水温が平年より低くなるラニーニャ現象が発生した場合、特に8月は非常に暑くなるおそれがあるとしている。暑くなる前に紫外線対策について伺おうと向かったのは東京:銀座のよしき銀座クリニック。吉木伸子院長は今の時期から紫外線対策が必要だと説明した。室内でも日焼け止めなどを使うのが望ましいが500円玉代ぐらいの量で塗ってほしいと話していた。一方で紫外線は健康や子どもの成長のために必要な面もあるということで適切な対策を呼びかけている。