31日、NY外国為替市場で円相場が一時1ドル151円70銭台まで下落。約1年ぶりの円安ドル高水準となった。アメリカの金利上昇に伴い日米の金利差で、円売りドル買いの動きに歯止めがかからないことが背景にある。加速する円安に対して財務省・神田真人財務官は「あらゆる手段を排除しない」「(為替介入を含めた対応は)スタンバイ」と市場の動きを強く牽制した。これをうけデイトレーダーは「為替介入になったとしても円安円高によって売り買いする銘柄を変えるだけ」「大きな影響はない」と意に介さなかった。おとといの財務省発表によると、先月27日までの介入実績ゼロ。実際の介入はあるのか。