大阪・関西万博は会期折り返しを迎えているが、暑さ対策が課題となっている。万博会場の大屋根リング、大勢の人の目当てはブルーインパルス。運営費の黒字を確保できる入場者数を約2200万人と試算しているが、おとといまでの一般入場者数の速報値は約990万人。過去の万博でも終盤に向けて入場者数が増えていることから、懸念されていた赤字の心配の声は少なくなっている。先月からおとといまでに熱中症とみられる症状で救急搬送された人は28人。熱中症対策としてパラソルやスポットクーラー、無料給水所を増設するなどしている。博覧会協会は混雑を平準化し満足度を高めたいとしている。