今後の物価について専門家(経営コンサルタントの坂口孝則氏)が解説。価格が上がり続けることが経済では正常な姿。高度経済成長期も価格はずっと上がり続けていた。今後も基本的には値上げ基調が続きそう。高度経済成長期には物価の上昇とともに賃金も上昇していた。働いている人の75%、会社の数でいうと99%が中小企業。彼らの消費をいかに伸ばしていくかが日本経済の課題。春闘の回答では大企業は軒並み満額回答で良い結果だった。一方で中小企業はまだまだ賃上げが進んでいない。大企業が潤って、中小企業に波及することが期待される。家計を守るために個人ができることは基本的には節約しかない。年間約10万円の負担増と言われており、1年を52週間として1週間あたり2000円節約すれば良い計算になる。