あいにくの雨に見舞われた神奈川県逗子市の逗子海水浴場。海開きで賑わうはずだったビーチから飛び込んだのは子どもたちではなく海水浴客を守るライフガード。梅雨入りが平年より遅い今年、不安の声は海の家からも。逗子海岸営業協同組合・常務理事・勝田康司さんに話を聞く。雨のほかにも不安なのが資材の高騰。プラスチックのイスは購入時1000円だったが、現在は5000円台に高騰。海の家事情がより深刻なのが三浦市にある三浦海岸海水浴場。今年は海の家の設置希望者がいなかったため運営費の確保などが出来ず、海水浴場を開設しない決定をした。鎌倉の夏の風物詩、鎌倉花火大会はコロナなどの影響で中止となっていたが今年、5年ぶりに開催される。「BEACH SOUND」では、花火大会に併せて特別席を設置した。一方、関東三大七夕祭りの埼玉県狭山市の「入間川七夕まつり」は4年ぶりに復活した去年、来場者が急増し花火の燃えカスが住宅の屋根などに落下したところもあり、実行委員会は花火の打ち上げは住民の理解が必要として、今年の花火の中止を決めた。静岡市の安倍川花火大会ではシャトルバスの運行を今年からとり止めるという。背景には運転手の労働時間の規制強化によって人手不足が深刻となっている2024年問題がある。大会当日に夜遅くまで運行した場合、翌日の運行に支障をきたすという。