アメリカ軍普天間基地の移設工事を巡り、福岡高裁那覇支部は沖縄県に対し、辺野古沖の軟弱地盤を改良する工事の設計変更を承認するよう命じている。沖縄県・玉城知事はきのう、判決に従わず設計変更を承認しない決定をした。これを受け、斉藤国交相は沖縄県知事に代わって承認を行う旨を記載した通知を発送した。通知はあす午後、沖縄県庁に届く予定。斉藤国交相はあさって知事に代わり承認し、来月工事に着手する方針。沖縄県は上告の方針を示している。斉藤国交相は「最高裁で係争中でも代執行は可能だ」としている。
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