単独インタビューに応じた、連合・芳野会長は賃上げ実現のためにも政府との対話も進めていくと強調。自民党の距離が近いと指摘されていることについて芳野会長は「国際基準では社会対話が重要視されている。連合としてはこれまでどおり政府・各政党との関係も同じ距離感を保っている」などと説明した。先月には岸田政権が労働組合出身の矢田稚子を総理大臣補佐官に起用。岸田政権が連合の取り込みを狙っているのではないかという見方が広がった。芳野会長は「20年来の同志・友人という関係だがそれぞれ立場がある。政府の中枢に入ったということもあり一定の距離を保ちながら取り組みをしていく」などと話した。