「年収103万円の壁」を引き上げた場合、財源をどうするのかが議論されている。国民民主党・玉木雄一郎代表は「去年は使いまわしの予算が7兆円、おととしは11兆円ある。税収も去年は見込みより2.5兆円上振れしている」と主張。熊野英生は、上振れは景気に左右されるので当てにするのは危険、経済活性化の効果があるというのはアメリカで1980年代に失敗したと語った。また103万円をずっと続けているのは問題だが何を基準に引き上げるかが難しい、物価上昇幅に合わせるのが一般的ではと話した。さらに来年議論される「106万円の壁」は非常に影響が大きいと話した。