1回目の党員票で119票を獲得しトップに立った高市氏は議員票では3位にとどまっていたが、決選投票では議員票でも優勢が伝えられていた小泉氏を上回った。高市氏の陣営で直前まで票厚めを行った松島みどり元法務大臣は、党員の支持を得たことを国会議員がくみ取ったことが勝因だと話した。推薦人を務めた若林洋平参院議員も、勝因は党員票にあったとみている。高市氏に投票した自民党員は、生活も大変なので経済政策を頑張ってほしいと話した。麻生最高顧問は党員票が一番多かった候補を支持する方針を示していた。総裁選に勝利した高市陣営の報告会には、旧安倍派の幹部が集まっていた。高市氏は裏金議員の要職への起用について、説明責任を果たして選挙区の人から送り出された人は適材適所で働いていただくとした。参政党の神谷代表は、自民党と今連立を組むことはないとした。国民民主党の玉木代表は、協議の呼びかけた着たときに考えるとした。