王子製紙などを含む王子ホールディングスでは、木材資源を活用した新事業に取り組んでいる。紙会社を脱却したい、との思いからホールディングス化。紙の原料である森づくりは以前から行っていて、面積は国内外に60.3万ヘクタール。同社では複数の企業と協力して森林資源を活用。シニア向け旅行会社クラブツーリズムとの協業で「森ツアー」を企画。林業を続けていく難しさなどを消費者に伝え、環境問題への取り組みを進めていきたい狙い。
事業による自然への負荷を減らし、製品やサービスを通じて自然へ貢献する経営を目指す「ネイチャーポジティブ経営」。王子ホールディングスでは、これに取り組むための指標を大学とともに開発。自然の価値を定量的に測って数値化し、経済的価値に換算。これを企業の資産としたい考え。北海道の山林でトライアルが進んでいる。
事業による自然への負荷を減らし、製品やサービスを通じて自然へ貢献する経営を目指す「ネイチャーポジティブ経営」。王子ホールディングスでは、これに取り組むための指標を大学とともに開発。自然の価値を定量的に測って数値化し、経済的価値に換算。これを企業の資産としたい考え。北海道の山林でトライアルが進んでいる。