ゼレンスキー大統領、”中国と対立”に舵?ゼレンスキー大統領はきのう、平和サミットを巡り中国を批判した。中国批判の背景には、中国首脳との会談が実現しない、ロシアの防衛産業に対し軍事転用可能な製品を輸出し続けていることなどがある。平和サミットに多くの国々の首脳を招待しているが思惑通りに首脳レベルの参加が進んでいない実情もある。中国は先日、ウクライナ危機をめぐるブラジルとの共通認識を発表。この中ではロシアがウクライナの領土から撤退することは盛り込まれておらずゼレンスキー大統領としては受けいれられない内容となっている。ゼレンスキー大統領は”ロシアを排除した平和サミット”を開催し、出口戦略を協議し、ウクライナに好意的な国際世論を形成することでロシアに対する圧力にしたい狙い。