先週金曜日、天皇皇后両陛下は、能登半島地震の被災地を訪問し、被災者を見舞われた。はじめに、大規模な火災が起きた石川・輪島市の輪島朝市に到着され、深く頭を下げられた。そして、64世帯・105人が避難生活を送っている「輪島市ふれあい健康センター」を訪問され、被災者1人1人に視線を合わせながら気を遣われた。両陛下は珠洲市に移動されると、避難所となっている緑丘中学校で被災者を気遣われた。さらに両陛下は、4m以上の津波が襲った飯田港を訪れ、津波被害の大きかった地区のある2つの方向に頭を捧げ、黙祷を捧げられた。今回、両陛下は即位後2回目となる被災地へのお見舞いとなった。