環境省によると二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスについて2023年度の排出量は約10億7100万トンで、統計を開始した1990年以降で最も少なくなった。主な要因としては国内の電源構成で、発電する時に二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーや原子力の占める割合が増加したことなどを上げている。一方、森林などにより温室効果ガスを回収した量は約5370万トンで排出量の5%程度に留まった。環境省は今後は回収量を増やす取り組みをより強化することが重要だとしている。
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