小学生の生理痛で婦人科を受診しようとした小学生は診られませんと断られたケースがあったという。東京・渋谷区のレディースクリニックで院長を務める産婦人科医の稲葉可奈子が「私が投稿して発信することで『受診してもいい』と気づく人がいるんじゃないかなと思った」とコメント。稲葉のクリニックではホームページには小学生も診察できることや診察する内容などをわかりやすく記載し、子どもが受診しやすい環境作りを工夫している。生理のある小学生の割合(ライオン)を紹介。鎮痛薬を服用している子どもは18%にとどまり、痛みをがまんして言い出せない子どもも多いとみられるという。宋美玄医師は「地域の小学校や中学校、養護学級の先生、保健室の先生が、地域の産婦人科と連携することで困っている小学生が病院に行きやすくなるのでは」とコメント。