現在デビュー35周年となるドームライブの真っ只中という福山雅治さん。そんな福山さんと言えば、本日公開「ブラック・ショーマン」で天才マジシャン神尾武史を演じている。今年は主演映画2本の公開にドームライブ。56歳の今も全力投球する姿勢は変わらないという。今回もブラック・ショーマンでマジシャンを演じる上で、劇中の全マジックに自ら行ったそう。福山さんは「カードを抜き取ったり出すとかっていうのは4カ月ほどだったと思うが、一番難しかったのはコインロール。あれは今でも難しい。マジックにしてもそうだが、できなかったことができるようになるのが一番うれしい。努力して達成するのがご褒美になっている。やらない方がしんどい。ひたすらそれを続ける」などコメント。練習の青果がいかんなく発揮されたのが映画の序盤のシーン。福山さんは「生瀬さん演じる小暮警部とのやりとりがある。ちょっとスリのような技術を使う。あのシーンはすごくお気に入り。お芝居でもありアクションでもある。緊張感や鮮度の高い感情とかリアクションとかが散りばめられている」などコメント。役のために見事なスキルを会得した福山さん、元来人を驚かせるようなことが好きな性分なのか福山さんは「僕は驚かせるのも驚かされるのも好きじゃない。ちゃんと準備して(相手が)驚かないようにしっかり受け止めていただく。こういうものを用意してるので心して受け取ってくださいという方が。あまりサプライズ的なものは好みではない」などコメント。サプライズはあまり好みではないという福山さんだが、撮影現場では休憩中、生田絵梨花さんが選んだトランプを当てるカードマジックを披露。シャッフルするだけでカードを当てるサプライズを見せた。