京都大学の北川進副学長がノーベル化学賞を受賞した。北川氏は「多孔性金属錯体」を開発。日本のノーベル賞受賞者は個人では30人目となる。「多孔性金属錯体」は特定の気体だけを吸収したり分離したりすることができる。CO2の吸着・除去など温暖化対策に期待ができる他、気体を保存しエネルギーに活用したり、水蒸気の吸着し空気から水を取り出す可能性もある。技術は実用化されており、京大発のベンチャー「アトミス」はガス容器「キュビタン」を開発。従来のガスボンベより小型化しており、大阪・関西万博で展示された。またカナダやイギリスのベンチャーではCO2を回収する装置や野菜などの鮮度を長期間保つ製品が開発された。
京都大学の北川進副学長がノーベル化学賞を受賞した。北川氏は京大工学部卒。近畿大、東京都立大の助教授・教授を経て京大教授に就任。2024年から京大理事・副学長を務めている。中学時代はバレーボールに打ち込みキャプテンも務めており、組織を導く原点になったとしている。1997年の論文発表当時は「間違っている」「気体が入るとは信じられない」と国際会議などで厳しい批判を浴びたという。座右の銘は「無用之用」とのこと。役に立たない用に見えるものも実際は役に立つという意味。会見では子供たちにむけて、ルイ・パスツールの「幸運は準備された心に宿る」という言葉を贈った。寺門氏は「日本の化学のレベルの高さが世界的に評価されている証」「基礎研究をどうやって強くしていくか」など話した。
京都大学の北川進副学長がノーベル化学賞を受賞した。北川氏は京大工学部卒。近畿大、東京都立大の助教授・教授を経て京大教授に就任。2024年から京大理事・副学長を務めている。中学時代はバレーボールに打ち込みキャプテンも務めており、組織を導く原点になったとしている。1997年の論文発表当時は「間違っている」「気体が入るとは信じられない」と国際会議などで厳しい批判を浴びたという。座右の銘は「無用之用」とのこと。役に立たない用に見えるものも実際は役に立つという意味。会見では子供たちにむけて、ルイ・パスツールの「幸運は準備された心に宿る」という言葉を贈った。寺門氏は「日本の化学のレベルの高さが世界的に評価されている証」「基礎研究をどうやって強くしていくか」など話した。
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