ノーベル平和賞の授賞式が日本時間昨夜ノルウェーの首都オスロで行われた。日本被団協の田中熙巳さんが演説で、ロシアによる核の威嚇が壊されようとしていることに悔しさと憤りを覚えるとしたうえで、核兵器廃絶を訴えた。オスロで行われたパレードでは被爆者やオスロ市民がたいまつを持って歩き平和を願った。田さん中は13歳の時に長崎で被爆し、伯母や伯父など5人の親族を亡くした。日本被団協は今月12日までオスロに滞在し、それぞれの被爆者が各国メディアの取材に応じたり、地元の学校で被爆体験を証言したりする予定で、核兵器廃絶を世界に訴えることにしている。