自身の辞職ではなく議会の解散を選んだ静岡県伊東市の田久保真紀市長。学歴詐称疑惑を巡り、市議会から不信任決議を受けていた。田久保市長は、「市政にとってまた市民生活におきまして、大変重要な議会においての審議や採決が議会初日に放棄されてしまった事実を冷静に受け止め、改めて広く市民の皆さまに信を問うべきであると考えました」などとコメントした。市議会側は、田久保市長の判断を痛烈に批判。来月20日までに市議会議員選挙が行われ、その後新しい議会で再び不信任決議案が可決された場合、市長は失職することになる。可決には全議員の3分の2に当たる14人以上したうえで過半数の賛成が必要で、次の選挙で田久保派が7人以上当選し欠席すれば、失職を阻止することができる。市議選にはおよそ4500万円の費用がかかる見込み
