外国為替市場では、円高方向に動きが進んでいる。この背景には、きのうの日銀の田村審議委員の講演での発言があった。「新年度=2025年度後半には、少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げておくことが必要。2%以上のインフレが3年近く続いているうえ、日本人にとって重要なお米の大幅な価格上昇が個人消費に悪影響を与えてしまわないか懸念している」」との発言した。金利はアメリカが高く日本が低い状況の中、投資家の空いたでは「金利の低い円を売り、金利の高いドルを買う」という動きが円安の材料になっていた。しかし日銀が金利を上げるとなると円高の動きが強まっていく。