約150年前からの気温の変化について。世界の平均気温は1850~1900年平均と比べて1.09℃上昇している。去年は1.45℃ほど上昇した。対策をせず21世紀末になると真夏日や線状降水帯の発生が倍近くになる。また海水の膨張や氷河の融解などで海面が上昇し、沈む島も出て気候難民が出てくる。グテーレス事務は「地球沸騰化」と発言した。気温の高い都市部が島のように見える「ヒートアイランド現象」も原因。エアコンの室外機や排気ガス、熱をため込むアスファルトなどによって熱くなる。熱中症警戒アラートは気温、湿度、輻射熱をもとに算出した暑さ指数で熱中症の危険度を知らせる。暑さ指数が33以上になったときに発表される。2023年には1232回、2024年には668回発表された。さらに今年4月には警戒レベルを一段階上げた熱中症特別警戒アラートが追加された。熱中症警戒アラートが発表された場合外で行うイベントを原則中止にすることを決めた自治体や、運動施設の利用が禁止になる自治体もある。