地震で被害を受けた石川県輪島市では、大規模な仮設住宅の一部が完成し、避難生活を続けていた人たちが入居を始めた。仮設住宅が整備されているのは、市の中心部から20キロほど離れた輪島市町野町にあるグラウンドゴルフ場の周辺。およそ270戸の仮設住宅の一部が完成し、きのうから入居を希望する人たちに鍵の引き渡しが始まった。農業を営む夫婦も鍵を受け取り、割り当てられた1Kの部屋の下見をした。自宅が大規模半壊と判定された男性、自宅の近くで農作業を続けようと避難所ではなく農業用ハウスで生活してきた。電気とガスの契約が済みしだい引っ越す予定。