ツエーゲン金沢の新本拠地となる北陸初のサッカー専用スタジアムが完成し、昨日そのこけら落としとなる記念試合が行われた。震災のチャリティーも兼ねたイベントには約8500人が詰めかけ、選手たちが募金活動をしたり、サポーターたちも復興を願う横断幕を掲げるなどしていた。試合の相手は富山県の「カターレ富山」で、両チームは被災地へのメッセージを込めたチャリティーTシャツで入場し、震災の犠牲者へ黙祷を捧げた。試合でもその思いを込めたプレイを披露し、サポーターたちを魅了した。試合終了後には選手たちが横断幕を手にピッチを周って被災地の方々へエールを送った。