2019年10月13日、ラグビー日本代表がスコットランドを撃破しベスト8進出を決めた。立役者の一人が福岡堅樹選手。爆発的スピードでスコットランドの守備を切り裂く。スクラムの要となるフッカーの堀江翔太選手は劇的勝利に貢献した。この2人は大会前に出場が危ぶまれる危機に直面していた。去年秋、堀江選手に足首の疲労骨折が判明、手術するかの決断に迫られる。そんな堀江選手を支えたのは家族の存在だった。一方、福岡選手は去年9月、頭を強く打ち付けて緊急搬送。しかし諦めず前を向き続ける。福岡選手を突き動かすのは高校時代に培ったラグビーの魂だった。そんな2人の姿をカメラが1年以上記録してきた。