二本松眼科病院の平松類副院長に話を聞いた。二本松眼科病院は全国でも珍しい眼の専門病院。特に冬場に注意が必要なのは緑内障&ドライアイ。患者数が2000万人超といわれるドライアイ。目の乾燥により角膜が傷つき視界がぼやけるなどの症状のほか、頭痛や肩こりなど目以外の不調の原因にも。空気の乾燥以外にドライアイが増加する原因は3つのコン、エアコン、パソコン、コンタクト。発症リスクを下げるには温めるのが良い。簡単な目の温め方として、手をこすり覆うよう目にかぶせる方法が紹介された。目を温めることで血流が良くなり、涙の質が良くなる。房水の量が増え眼球を圧迫し視神経がつぶされる状態が緑内障。視野が狭くなったり欠けてしまい、最悪の場合失明の可能性もある。冬場は血管が収縮しやすく緑内障のリスクが高まる。眼圧は500mlのペットボトルを一気飲みすることでも上がってしまうという。現在は治すことは出来ず、進行を止めることしか出来ない。緑内障につながる気をつけるべき行動:毎日たくさんお酒を飲む、スマホをうつむいて操作、うつ伏せで寝る、息を止めて力を入れる。これらを日頃からよく行っている人は注意が必要とのこと。「目はくちほどに物を言う」、重大な病気の早期発見につながる可能性。