千葉県白子町にある宝が、100年以上続く診療所にあるという。開設は大正4年で、初代院長は日本で始めてりんご病を報告したことで知られる大多和與四郎さん。その診療所の敷地で毎週水曜日にテントカフェが開かれる。診療所に憩いの場を作れば地域の人に気軽に来てもらえるはずとの思いから始めたという。猛暑日でも利用する患者さんはひっきりなしに訪れていた。カフェを始めた院長の森さんは、医師も診察室から出て地域の人と交流することが大事だと考えている。診療所や診察室は医師が喋る場所なので、みんなが何に困っているかをちゃんと話を聞きたいと思ったので始めたという。かつて発展途上国で子供に医療活動をしていたNPO事業に参加していた。現地では現代医療への不信感も強く、診察に来てくれない患者もいたという。その経験から、医療には地域の理解や協力が必要だと考えたという。それを実現できる場所を探していたところ、一昨年後継者を探していたこの診療所と巡り合った。
診療所近くの海岸で、森さんが地域の子供達を集めてサマースクールを開いた。これまでも楽しむことをテーマに、ひまわりの種を植えるイベントや遊びを交えたスポーツイベントなどを開催してきた。イベントでは、森さんも子どもたちと一緒に楽しむことにしている。そうすれば、子どもたちも病院をより身近に感じてくれると考えている。海岸で集めた貝殻を使って、オリジナルの蚊取り線香置きを作った。サマースクールの最後は、診療所を使ってのかくれんぼ。薬置き場や危ない所以外を開放。今は使われていない手術室にも入れるという。森さんは、いままでの先生も100年やろうとか何年やろうとかそういう意識はしていなかったと思うが、それに恥じないように正しいことや人の役に立つことをやり続けるという積み重ねの先に歴史があるので、自分の代で終わらせない責任や地域に果たす役割は当然やるべきだと思ってやっているという。
診療所近くの海岸で、森さんが地域の子供達を集めてサマースクールを開いた。これまでも楽しむことをテーマに、ひまわりの種を植えるイベントや遊びを交えたスポーツイベントなどを開催してきた。イベントでは、森さんも子どもたちと一緒に楽しむことにしている。そうすれば、子どもたちも病院をより身近に感じてくれると考えている。海岸で集めた貝殻を使って、オリジナルの蚊取り線香置きを作った。サマースクールの最後は、診療所を使ってのかくれんぼ。薬置き場や危ない所以外を開放。今は使われていない手術室にも入れるという。森さんは、いままでの先生も100年やろうとか何年やろうとかそういう意識はしていなかったと思うが、それに恥じないように正しいことや人の役に立つことをやり続けるという積み重ねの先に歴史があるので、自分の代で終わらせない責任や地域に果たす役割は当然やるべきだと思ってやっているという。