2023年、東京藝術大学で日本の伝統楽器を使った演奏の収録が行われエアージャパン・峯口秀喜社長が見守った。初フライトに向け搭乗の際に流す曲を収録した。エアージャパンは、ANAグループでアジア路線の一部を運行、ANA成田スカイセンター内にある。峯口社長に新たなエアラインを作ることが科せられた。峯口社長は元整備士でANA送検で地方活性化事業を担当。北海道白糠町をサポートし、ふるさと納税の寄付金額が全国トップクラスになった。ANAの地方再生請負人とも言われている。日本の空を、異色のエアラインが飛び始めた。格安が売りのLCC、高い品質のフルサービスキャリアではない“第3の道”には、地方へ来日客を呼び込みたいという狙いがあった。