- 出演者
- マツコ・デラックス 喜入友浩
ふるさと納税について、東京都民の4人に1人が利用し、60万円が飛び交う約1兆1000億円の市場規模だという。12月がふるさと納税の一番多い月だという。ふるさと納税は収入や家族構成などに応じて寄付可能額が決まるため、年収が確定する12月に増える傾向があるという。ふるさと納税返礼品トップ10には北海道が5都市ランクインしている。中でも白糠町は他のランクインしている都市に比べネームバリューがないため、ふるさと納税に助けられているとマツコが指摘。魚介類が人気の街で、いくら、サーモン、ホタテでふるさと納税が街の貴重な収入源になっているという。他に毎年人気なのが、滋賀県竜王町の近江牛や和歌山県湯浅町の有田みかんなどご当地グルメがずらり。ただ、ふるさと納税して商品が届いて終わりではないということを今日は伝えたいと甲斐さんは話す。ふるさと納税の最大の魅力は梱包やサービスに込められた真心だといい、真心を感じられる町は制度も素晴らしいという。甲斐さんが以前寄付した北海道芽室町は、スイートコーンの生産量日本一で、コーンスープの返礼品を出している。1000円の返礼品でコーンスープが1袋入っているが、梱包には町長のコメントも印刷され、真心を感じたという。芽室町では、子どもの医療費助成や子育て世代が住宅を購入した際に町内で使える商品券を交付するなど、若い世代を応援する制度が充実している。寄付の使い道はどの自治体もホームページに載っているので、ふるさと納税を有効に使っている自治体に寄付するとお金だけの話ではなくなるとも甲斐さんは話した。他にした寄付として、岡山県奈義町をあげ、夫婦でバッグを作っているところがあり、手作りのものが返礼品としてあるという。奈義町は少子化の現代でも出生率が2.95と高く、子育てに力を入れている。熊本県高森町は日本で唯一公立の県立高校でマンガ学科がある自治体。全国から漫画家を目指す中学生が受験し、寮生活を送っているが、寮の備品などはふるさと納税で用意したという。将来住みたい街をふるさと納税で見つけるという発見があってもいいのではないかなどと甲斐さんは話した。
マツコの知らないふるさと納税の世界。この時期、メディアなどでは特産品グルメが席巻し、1月には届いた返礼品で「♯冷凍庫がパンパン」がトレンド入り。今夜は特産品がなくても頑張っている街のグルメだけじゃないふるさと納税の新たな楽しみ方を紹介する。全国1786自治体を毎日チェックし、100以上の自治体にふるさと納税をしてきた甲斐さん。一生の思い出が作れる体験型から真心がすごい、地元でしか味わえないおばあちゃんの手作り絶品グルメまで、その町に住みたくなる制度と共に紹介する。
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甲斐さんは毎日全国の自治体をチェックしているが、ふるさと納税をする理由について、どの町で生涯を終えるかを考えているためだという。ふるさと納税は税金を自分が住んでいる自治体と生まれ故郷など応援したい自治体などに分けて納めることで、食品など町の特産品を返礼品として受け取れる制度。しかし、ふるさと納税には返礼品目的になりすぎて、特産品のない街にお金が入ってこない、必要な所に税金が行き届かないという問題点がある。そのため、甲斐さんが考えるふるさと納税の新たな魅力を知ってほしいという。お礼状で心が温まる自治体として山梨県富士吉田市を紹介。返礼品が届いて段ボールを開けると子どもたちが描いた絵ハガキが入っているという。富士吉田市の返礼品は定期便のため、毎回子どもたちの絵ハガキが同封されているという。富士吉田市の住みたくなる制度として、遠距離通勤の支援として月1万円支給があるというまた、鉄道利用の通学者には定期券の半分を支給するという。他には、実際にその町に行き、体験するというふるさと納税もある。
熊本県益城町。阿蘇くまもと空港のある町。こころが感じられるふるさと納税がある。滑走路を走る熊本空港マラソンが行われる。応募が殺到するという。益城町には制度がある。一戸建て住宅を新築・購入で補助金1000万円など。また、あんまや鍼治療の補助金が年間上限14000円出る。
静岡県裾野市。この街のふるさと納税は、爆破・カースタント体験ツアー。映画やドラマの爆破シーンが年間数十件。爆破ロケの聖地だ。爆破とともに写真がとれるという。
飛騨市(岐阜)では飛騨牛が人気。地元住民と直接触れ合うふるさと納税がある。おっちゃんレンタルというものがある。おっちゃんを2時間自由に使えるという。地元をガイドしてくれるとのこと。移住者には1年度あたり米1俵を10年間贈呈する。除雪用具購入費用の総額1/2以内を補助する。
山梨県都留市には、郵便局のみまもり訪問サービスがある。福岡県遠賀町にはお墓お掃除代行サービスがある。
福岡県岡垣町には焼きおにぎりの返礼品。すべて手作りだとのこと。人気の具材はウナギ・豚の角煮。岡垣町には結婚新生活支援補助金があり、引越し費用など一部を負担する。
徳之島は人口約2万人。徳之島は3つの町からできている。唐辛子コロッケを返礼品にしている。空き家回収転貸事業がある。民間の空き家を借受回収しい充填十希望者へ転貸する。
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新潟県長岡市のあぶらあげ。長岡まつり大花火大会は有名だ。長岡市の栃尾地区の佐藤豆腐店。ジャンボ油揚げがある。長岡市は移住者に最大200万円の支援金を出している。空き家バンクに登録されている物件の購入syあにリフォーム費用を負担している。
甲斐さんおすすめの東京23区注目のふるさと納税を紹介。世田谷区では、スイーツ店「PATISSERIE ASAKO IWAYANAGI」完全予約制イートインメニュー「パルフェビジュー」の優先予約チケットが返礼品となっている。江東区の返礼品は、布団の打ち直し。区内には、老舗寝具店が多いという。葛飾区では、創業54年の日本最大級のスチールハンガーメーカー「タヤ」が作るプロ仕様のハンガーが人気。甲斐さんの注目は足立区。町工場が作る一生物の日用品が返礼品となっている。
足立区のふるさと納税返礼品である玉子焼器を作っているのは、中村銅器製作所。銅製のため熱が均等に伝わる。内側にはスズを塗り焦げるのを防いでいる。
足立区のふるさと納税返礼品である手植え洋服ブラシ。作っているのは、平野刷毛製作所。1942年創業の洋服ブラシの製造メーカー。毛が放射状に広がるように手作業で穴の角度を変えている。
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足立区のふるさと納税返礼品には、耳かきもある。作っているのは、三祐医科工業。金型を使わず手作業で削っていて、耳に優しいあたりを実現している。医療器具特有のしなりで、力を入れずに耳垢がとれる。マツコは、ふるさと納税を見るのは面白い、ふるさと納税してもいいし、違う方法で手に入れてもいいなどと話した。