インフルエンザが異例の早さで流行している。日本学校保健会によると、全国で学級閉鎖されたクラスは、きのう時点で38クラス。この早く流行している原因はこの夏の猛暑にあるそう。川崎医科大学・中野特任教授は流行の理由について「猛暑の影響で冷房を長時間使用し、十分に換気が出来ていない」「暑さによる疲労、睡眠不足などで免疫力が低下している」など指摘。さらに中野特任教授は「新型コロナ・百日せきの流行で病院を受信する人が増加、インフルエンザと判明」「インバウンドの影響。現在冬の南半球の観光客がウイルスを持ち込んだ可能性がある」など指摘。また、インフルエンザ対策のワクチン接種について。多くの医療機関ではワクチン接種が開始されるのは10月、ワクチン接種を受けると2週間~1カ月で効果が出て半年間は持続する。中野特任教授は「小児科などでは9月くらいからワクチン接種の予約を取れるのではないか」などコメント。