百条委員会の証人尋問で斎藤元彦知事は「組合長から“カニ食べてください”、秘書から“車に積んでます”と言われたのでそのまま自宅に帰った」と述べた。その他に知事がもらったと認めた物には、カキ・ワイン・日本酒・湯呑みセットなど複数ある。橋本徹氏は「全国で物をもらっている知事は9割9分では。自分で食べたか職員で分けたか、その違いの話になってしまう」と発言している。証人尋問では「公益通報」についても問われていて、片山氏は「知事から徹底的に調べてくれというふうな話しがあったような記憶がある」と証言している。元幹部は斎藤知事のパワハラ行為を県の公益通報窓口に通報。県は「公益通報」として扱わず、元幹部を懲戒処分にした。自民党県議団が知事に対して辞職申し入れする話も浮上している。三輪弁護士は「刑事事件にまでは発展しないと思うが、政治的責任や道義的責任は免れない」などと見解。