兵庫県・斎藤元彦知事によるパワハラなどをめぐる問題。告発者捜しは公益通報者保護法で禁止されているが、知事は「告発者を徹底的に調べろ」と当時の元副知事に出していたことが分かっている。そうした中、片山元副知事が知事の指示で亡くなった元県民局長を聴取し、厳しく追及していたことが分かった。聴取が行われたのは、知事が告発文の存在を知った5日後の3月25日。元西播磨県民局長を含めた3人の職員が、知事の側近や人事当局から聴取を受けた。告発者を特定した人事当局は、5月7日に元県民局長を停職3か月の処分に。その後、元県民局長は死亡した。今週木曜日には県議会の全会派が斎藤知事に対し不信任案を提出し、可決される見通し。