天皇陛下は、新年にあたって文書で感想を寄せ、全国で災害などが相次いだほか、物価上昇などで苦労した人が多かったとしたうえで、「困難を抱えている人々のことを案じています。その一方で、助けを必要としている人々のために、様々な活動に地道に取り組んでいる人も多いことを心強く思うとともに、支援の輪が広がっていくことを願っています」と述べられた。世界各地で起きている戦争や紛争に触れ、「お互いの理解に努め、協力していくことの大切さを改めて感じています」と記された。ことしは、皇后さまとともに全国植樹祭、国民スポーツ大会、国民文化祭、全国豊かな海づくり大会に出席される見通し。皇居では、新年祝賀の儀が、2日は新年一般参賀が行われる。