買い物を終えた奥様はお昼ごはんの準備。西川家の定番おかずは目玉焼き。ご主人には卵2つ。そして奥様は1つ。シンプルな目玉焼きだがこれが長年連れ添った夫婦の決まりごと。西川さん家の本日の昼ごはんを紹介。地元土佐ではメジカとよばれるソウダガツオ。ダシに使われることも多く、旨味が強い。そして目玉焼きは西川家の定番おかず。カウンターでお昼ごはん。間に1席あけて座るのもベテラン夫婦らしい距離感。結婚して50年、昨年金婚式を迎えたお二人。その記念に3泊4日で初めての北海道旅行に行ってきたそう。息子さんが亡くなってから5年。しかしまだ気持ちの整理ができていないという。せっかくなのでご飯のあと、金婚式の記念写真を見せてもらった。1ヶ月前に結婚したというスタッフ。夫婦円満の秘訣をお二人に尋ねた。西川さんは「若い時に女房が辛抱してくれた。女のおかげ。女房も含めて女のおかげ」と話し、奥様は「夫婦喧嘩をしても私は一杯飲んで帰るというが、主人は絶対言ったことがない。出てけと言われたことない。だから今まで居れた」と話した。息子さんが使っていた部屋へ。息子さんの部屋はそのままにしているという。息子さんの嫁さんが帰って来た時にベッドで寝るそう。西川さんの息子さんは西川さんのすすめで調理師学校に行き、最初は嫌々いたが、自分で店をダシてから板場になってよかったと、お父さんのおかげと言ってくれたそう。息子さんの分までこれからも夫婦で手を取り合い頑張って下さい。いつまでもお元気で。