今日午後1時頃、東京電力は処理水の海への放出を開始した。放出作業は原発内の集中監視室で作業員が画面を操作してポンプを動かし、処理水を海水と混ぜたうえで立て坑に流し込む。そして立て坑から溢れ出ると沖合1キロの放出口に繋がる海底トンネルに流れ込んで放出されるという。今回の放出は7,800トンの処理水を17日間の予定で連続して実施するとしていて、今年度全体の放出量はタンク約30基分の3万1,200トンを予定している。ただ、処理水が保管されているタンクは1,000基余りで処理水が増える原因である汚染水の発生を止められていないことや、一度に大量の処理水を放出できないことなどから、放出期間は30年程度に及ぶ見込みである。首都圏では「風評被害による価格下落の懸念する声」が上がっている。
一方、都内の鮮魚店では福島県沖で水揚げされたヒラメやタイが並んでいる。都内で9店舗運営するこの会社では「検査で問題がなければ、これまで通り福島県産の海産物の販売を続ける」とコメントしている。東京電力の小早川智明社長は今日「引き続き最大限の緊張感をもって対応していく。国民の信頼を裏切ってはならないという決意と覚悟のもと、社長である私が先頭に立ち対応にあたっていく」と話した。また西村経済産業相は記者団に対し「廃炉に向けた大きな一歩を踏み出した。データを透明性高く公表し、安全安心を確保する」と話した。
一方、都内の鮮魚店では福島県沖で水揚げされたヒラメやタイが並んでいる。都内で9店舗運営するこの会社では「検査で問題がなければ、これまで通り福島県産の海産物の販売を続ける」とコメントしている。東京電力の小早川智明社長は今日「引き続き最大限の緊張感をもって対応していく。国民の信頼を裏切ってはならないという決意と覚悟のもと、社長である私が先頭に立ち対応にあたっていく」と話した。また西村経済産業相は記者団に対し「廃炉に向けた大きな一歩を踏み出した。データを透明性高く公表し、安全安心を確保する」と話した。