東京・目黒区にある自由が丘ひかり街は自由が丘駅から徒歩1分の場所で戦後のいわゆる闇市がルーツ。そこで新たにはじめたのが、短期間の貸し出しによるポップアップストアの誘致。ネット販売の事業者などが出店することで短期貸しの稼働率は3割ほどになり、利用による収入が月に50万円となった。出店する事業者を集めるため商店街が活用したのが「ショップカウンター」。空き店舗を貸したい人と出店したい人をマッチングするサービスでスタートアップのカウンターワークスが運営。登録している出店者は6万6000以上で空き店舗に悩む商店街からの相談が増えている。国の調査では、全国の商店街の67.2%が「衰退」や「衰退の恐れがある」と回答。横浜市にある中山商店街では今後、ショップカウンターを通じたポップアップストアの募集を始める予定。