届かない大雨特別警報について、気象予報士の資格を持つ牧尾記者が伝える。8月は突然の集中豪雨が相次いだ。13日・14日には千葉豪雨、27日には石川・富山など大雨特別警報の発表が相次いだ。「レベル5大雨特別警報」は、すでに重大な災害が発生している可能性が極めて高いことを伝える緊急の情報で、直ちに命を守る行動を取るよう強く呼びかけるものになる。気象庁は4年前まで、大雨特別警報の発表と同時に「緊急速報メール」を配信して、直ちに身の安全を確保するよう呼びかけていたが今は廃止されていて届いていない。廃止された理由は、当時の気象庁の予算不足があった。システム更新に約3億円かかり、捻出不可などを背景に廃止した。今回の千葉豪雨は8月13日午後7時30分に気象庁が千葉市に大雨特別警報を発表したが、千葉市が市内にいる人に緊急速報メールで大雨特別警報が出たことを避難情報とともに知らせたのが23分後だった。千葉豪雨で被災したある自治体からは、まずは気象庁が住民に緊急速報メールで命の危険を知らせてほしいという意見が上がっている。牧尾記者が一番伝えたいことは「命を守る情報発信を」で、国や気象庁は大雨特別警報出たことを直ちに知らせる情報発信のあり方について、改めて検討を進めてほしいなどと話した。
