原田曜平と谷口優がゲストに登場。人の心をつかむ3つの法則1「多様性を尊重する」について谷口らは企業でも一人一人の価値観を尊重する動きが出ているとし、多様性を表現することに成功したCMとしてアサヒビールのスマートドリンキング「スマドリ」 We are 飲みトモ！ スマドリでええねん！プロジェクトのCMを紹介。谷口らは飲みの席で酒ではなくソフトドリンクを飲んでもいいという内容を酒のメーカーが打ち出したことに新時代の広告だと感じたなどと語った。メディアミックス部門のグランプリに輝いた大塚製薬のポカリスエット「青が舞う」篇を改めて紹介し、谷口らは中高生の多様な価値観が織り込まれているのがポイントなどと伝えた。
人の心をつかむ3つの法則2「押しつけがましくない」について谷口らは、ネットやスマホは能動的に情報を得ることができ、プッシュ型のテレビ広告で押しつけがましくなると鬱陶しく感じてしまうため成功させるポイントになるなどと伝えた。押しつけがましくない表現に成功したとして、味の素のCook Do オイスターソース「Cook Do オイスターソース トータルコミュニケーション “信じるか信じないかはあなた次第です”」を紹介し、谷口らは視聴者に判断を委ねる解釈の余白が効果的になっているなどと解説した。さらにさとふるの企業広告である「お隣さん、お名前」篇を紹介し、谷口らは日常的な雰囲気の中で的確に情報を伝えているなどと解説した。
人の心をつかむ3つの法則3「作りこみ過ぎない」について谷口らは、手ブレが残っている方が受け入れられやすいなどと伝えた。作りこみ過ぎていない表現に成功したとして、東海旅客鉄道の企業広告「すべての会いたい人へ」篇を紹介し、谷口らはランダムなタイミングでアプリから通知がきて2分以内に自分の写真を撮って投稿するSNS「BeReal.」が若者の間で流行っており、投稿者の動画をプロが編集はしているがこのSNSの投稿物のように一般の人々が工夫して作り込んだ動画が選出されているため作り込んでいるが作り込んでいない風のCMが出来上がっているなどと解説した。また資生堂の企業広告「みんな、いい顔してる。」を紹介し、谷口ら表情の大切さを臨場感ある映像で描いているなどと説明した。原田らは若者研究して以来、今ほど屋外広告に注目が集まっていることはなく、テレビ広告も屋外広告とどれだけ連携できるかがこの数年の重要なテーマになってくるなどと伝えた。