高市氏・小林氏は石破氏の打診を固辞する形となったが、次の総裁選を見据えて要職を辞退したものとの見方もある。田崎氏は高市氏の周辺に石破政権を監視すると言及があることについて、互いの違いが見える状況となってしまっていることがあると指摘。小林氏についても党広報本部長は十分重いポストとされる中での固辞となったが、背景には次を目指しているとの見方もあると指摘。大谷さんは統一教会や裏金の問題は安倍さんの負の遺産と言える中、総裁選の際にも統一教会についての情報が出たのが現状であり統一教会の問題についてはけじめを付けるべきと言及。また、総務大臣には村上誠一郎氏が起用されているが、村上氏は安倍元総理の国葬を欠席した際に「国賊」と言及して役職停止処分を受けた人物であることから、安倍派からは懐疑的な声が非常に強いという。これをめぐり、岸田総理は石破総裁の人事について12年間の鬱憤を晴らす人事と言及したという。石破総裁は党内の基盤を強めるために速攻での総選挙を選んだものとも見られる。総選挙では自民党単体で233議席を守れるか否かがここからの焦点となる見込みとなっている。
石破氏は親密な人物を要職に起用する一方で不仲の麻生太郎氏を麻生太郎最高顧問として起用している。麻生最高顧問は廃止となった役職が復活したが、安定した政権を獲得すべく全力を上げて邁進させていただくと言及している。約30年ぶりに復活した役職だが、写真撮影に麻生氏は参加しなかった。田崎氏は総理大臣経験者や議長経験者を据えた役職だが、権限が存在しない名誉職であることもそっけない対応の理由ではないかという。一方でポストを断ることは党に逆らうことという考えから打診は受け入れたものと見られる。岩田氏はもし麻生氏も固辞していれば石破派と高市派に分断されかねなかったが、これを受け入れることで対立を避けるとともに石破政権での選択肢を残したものと見ている。
石破氏は親密な人物を要職に起用する一方で不仲の麻生太郎氏を麻生太郎最高顧問として起用している。麻生最高顧問は廃止となった役職が復活したが、安定した政権を獲得すべく全力を上げて邁進させていただくと言及している。約30年ぶりに復活した役職だが、写真撮影に麻生氏は参加しなかった。田崎氏は総理大臣経験者や議長経験者を据えた役職だが、権限が存在しない名誉職であることもそっけない対応の理由ではないかという。一方でポストを断ることは党に逆らうことという考えから打診は受け入れたものと見られる。岩田氏はもし麻生氏も固辞していれば石破派と高市派に分断されかねなかったが、これを受け入れることで対立を避けるとともに石破政権での選択肢を残したものと見ている。