石川県は能登半島地震の発生から1年となる来年の元日に輪島市で開く追悼式典について地震が発生した時刻に合わせて実施することを決めた。石川県は来年1月1日に能登半島地震と9月の豪雨災害の追悼式典を開催することにしていて、きょう開かれた県議会の委員会でその概要を明らかにした。それによると式典は日本航空学園の体育館で午後3時35分から実施し、地震が起きた午後4時10分に参列者が黙とうをささげるということ。そして犠牲者の遺族の代表が追悼のことばを述べたあと参列者による献花が行われる。石川県は今後、遺族のほか、石破総理大臣の参列についてもスケジュールの調整を進めるということ。県は「亡くなった方々に追悼の意を表し、復興に向けた節目の式典となるようにしっかりと準備を進めていきたい」としている。