午後6時時点の推定投票率は期日前投票も含めて51.77%と前回の投票率に迫っている。今回の参院選では外交問題への対応を始め、物価高対策などが大きな争点となった。既に少数与党に追い込まれている石破政権だが、今回野党側は1人区の一部で候補者を一本化し、新興正党も台頭するなどかつてない激戦が各地で繰り広げられた。注目の数字は「50」。自・公の議席がこの数字を下回ると衆院に続き参院でも過半数割れとなり、石破首相の退陣から新たな連立の模索、政権交代の可能性まで浮上する。議席予測では自民が史上最低となる32議席と20議席減。このほか公明は6議席減らして8議席、立憲は4議席増やして26議席、国民は13議席増やして17議席、参政は15議席増やして16議席などとなっている。この結果自・公の過半数割れ予測となった。今後の政局では石破首相は退陣するのか、続投の場合は足りない議席数を補うためにどこと新たな連立を組むのか、あるいは自民が下野するのかなどが注目される。