ノーベル化学賞に選ばれた京都大学・北川進副学長はけさ会見に臨み、「今までただのおじさんが急に変わる。今年も平穏にと思っていたけど、いい意味で平穏でなくなったのでどうしようかと」と影響の大きさを語った。日本人として6年ぶり9人目の化学賞。先程には、石破総理からお祝いの言葉を受けた。受賞理由は、1997年に発表した新たな多孔性材料の開発。無数の小さな穴が開いた構造で貯蔵や分離ができる画期的な技術だが、他の研究者に信じてもらえず悔しい思いをしたこともあったという。京都市・大原パラヂウム化学はこの技術を使って「消臭材」を開発。ほかにも鮮度維持剤やガスボンベの実用化にも使われている。授賞式は12月。
