昨日韓国の釜山で開かれたユネスコ世界遺産委員会で、奈良県の明日香村・橿原市・桜井市に位置する飛鳥・藤原の宮都の世界文化遺産登録が決まった。橿原市で行われたパブリックビューイングでは、集まったおよそ350人から喜びの声が上がった。一昨年登録された新潟県佐渡島の金山につづき日本で27件目の世界遺産となった飛鳥・藤原の宮都。天皇の宮殿があったとされる飛鳥宮跡や色鮮やかな壁画見つかった高松塚古墳。また日本という国の名前が決まった地とされる藤原京の中心施設があった藤原宮跡など、合わせて19の遺跡で構成され、6世紀末からおよそ100年間日本が律令国家として成り立つ過程を示す貴重な遺跡群とされている。中には石舞台古墳のように一般の観光客が石室の内部に入ることができる全国的にも珍しい古墳もある。今回の決定を受け、奈良県出身の高市総理大臣は「世界遺産として登録されたことを心からうれしく思います」などと話した。また奈良県の山下真知事は「私たちはこの遺産を守り、そしてその価値を世界と共有し、この遺産を将来世代に引き継いでいく」と語った。
住所: 奈良県高市郡
