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「神代万壽美医師」 のテレビ露出情報

多感な思春期には心の不調に伴い様々な症状が出ることがある。そんな少年少女の診療を続ける、福岡県の女性医師。「自らが非行少女だったからこそ理解できることがある」と子どもたちに寄り添っている。小児科医の河原風子さんは悩める親子の居場所を作りたいという思いから北九州市若松区に「風の子クリニック」を開設。心の不調に伴う症状などに悩む子どもたちに病気を治すだけでなく未来を明るく生きてほしいという思いを込めて「みらい外来」と名付けた。この日診療に訪れたのは起立性調節障害に悩む川上さん。起立性調節障害は思春期に多く見られる障害でストレスなどで自律神経が乱れ朝起きづらくなるなどの症状が見られる。話をゆっくりと聞いて不安を取り除きつつ必要があれば検査をして症状の原因を探る。心身の両面で症状の改善を目指しながら一緒に自立の道を考えるのがみらい外来の特徴。子どもたちを助けたいという河原さんの強い思いの背景には、かつて自分自身が非行に走った経験がある。母親のしつけが厳しく「理解されない」という思いを抱いていた河原さんにとって非行仲間と過ごす時間は大切な居場所だったという。そんな河原さんに「あんたはそんな子じゃない」と本気で向き合ってくれたのは中学生の時に喘息を治療してくれた女性医師だった。河原さんは高校を卒業後、19歳で結婚して2人の子を授かる。出産の際の産婦人科医や助産師の姿を見て中学生の時自分に向き合ってくれた女性医師に憧れたことを思い起こし医師を目指すことを決意。子育てをしながら28歳の時に医学部に合格し、34歳の時に念願の小児科医になった。病院の隣に併設したカフェではみらい外来で診療を受けた子どもたちが自立に向けてアルバイトをしている。カフェで働く山口礼愛さんは起立性調節障害に悩まされているがみらい外来の診療を受けて徐々に笑顔を取り戻した。今は将来を見据え一歩ずつ前に進んでいる。自分の居場所を探し続けたかつての非公少女は医師となり子どもたちに居場所を提供し、未来を明るく照らそうとしている。

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