去年3月に岡山県から初進出した東京・神保町にある「笠岡ラーメン一元堂神保町店」を紹介。「味玉笠岡ラーメン醤油」は鶏づくめの一杯。店主は岡山県出身の大賀尊文さん。チャーシューには親鶏を使い、スープのタレをチャーシューの煮汁からとるという。笠岡市は養鶏業が盛んな町で、安く手に入れた鶏肉を使ったラーメンが広まったという。もともとイタリアンの職人だったという店主は丼一杯でおいしさを表現したいと転身し、2013年岡山県内に店をオープンし瞬く間に人気店になった。店主を支える娘・ののかさんは父のもとで働きたいと上京したという。当初は客足が伸びなかったというが父娘で笠岡ラーメンを猛アピールしたかいもあり、行列必至の店になった。