海上保安大学校の入学式で歌われた校歌が一部変更された。変更された「ますらを」は、強く勇ましい男という意味を持っている。これが今の時代にそぐわないと指摘があったという。校歌が作られた1956年には男性のみしかいなかったが、今では約3割が女性が占めている。そのため校歌以外にも変化がある。現場の船では女性諸室が新設され、プライベート空間が確保されている。一方、同じくこれまで男社会だった防衛大学校の卒業式では「丈夫(ますらお)」という歌詞が使われていた。担当者に取材したところ、「時代にあわせ様々な検討をしている」という。