東京・品川区のオフィスビルから中継。建設現場にある重機を遠隔操作できる装置を紹介。実際にモニターには神戸市で油圧ショベルを操作している様子が映し出された。建設業における就業者数の推移はここ25年で約206万人減少した。さらに来年4月から時間外労働の上限規制が厳格化される。そのためドライバーや機械オペレーターの人手不足が一層深刻化すると懸念されている。そうしたことから装置の導入に各社力を入れている。狙いとしては生産性の向上。さらに現場での人手を少なくすることや無人化することで安全性の向上に繋げようという狙いも。装置は基本的にレバーで動かしていくが、椅子なども同時に動く。現場の情報が操縦者の五感に伝わることで精度の高い安全な作業に繋がっている。担当者は「1人のオペレーターが切り替えて作業することも可能なので生産性の向上やオフィスでアクセスできることから若手や女性も活用できるので人手不足の解消に貢献できればと考えている」と話した。